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コラム公開のお知らせ「神社・寺院の境内に蜂の巣ができた場合の対応と注意点」

神社・寺院の境内に蜂の巣ができた場合の対応と注意点【練馬区版】

「境内の御神木に蜂の巣ができてしまった」「参拝者が蜂に刺されそうになった…」

神社・寺院の境内は、御神木・老木・生け垣・石灯籠・社殿の軒下など、蜂が営巣しやすい環境が多数存在します。また、参拝者・七五三・法要・婚礼など多くの人が集まる場所だからこそ、蜂の巣トラブルは一般施設以上に迅速な対応が求められます。

練馬区内には練馬白山神社・氷川神社(練馬・石神井・大泉など各地)・長命寺・道場寺・白山神社など多くの神社仏閣が点在しており、石神井町・大泉町・練馬・豊玉・関町エリアを中心に毎年5月〜9月にかけて蜂の巣トラブルが報告されています。

本記事では、神社・寺院の宮司・住職・総代・施設管理担当者が知っておくべき「蜂の巣発見から解決までの対応手順」と「参拝者への安全配慮」を詳しく解説します。


なぜ神社・寺院の境内は蜂の巣ができやすいのか?

御神木・老木が多い

神社・寺院には樹齢数十年〜数百年の老木・御神木が多く、幹の空洞・大枝の付け根・樹皮の隙間は蜂にとって絶好の営巣場所です。特にスズメバチは老木の空洞や根元周辺に大型の巣を作ることが多く、気づいたときには直径40〜50cmを超える巨大な巣になっていたというケースも珍しくありません。

練馬区の石神井町・大泉町・関町・豊玉エリアには、境内に樹齢100年を超える老木を持つ神社仏閣が複数あり、毎年老木への営巣が問題になっています。

社殿・本堂の建築構造

神社・寺院の社殿・本堂・山門は、木造・瓦屋根・高い軒下など伝統的な日本建築で建てられていることが多く、軒下・破風板の裏・瓦の隙間・縁の下など蜂が営巣しやすい構造的な特徴を持っています。また、古い建物ほど木材の劣化・隙間が生じており、壁内・天井裏への侵入リスクも高まります。

人の出入りが少ないエリアが多い

境内には、普段人が立ち入らない末社・境内社・倉庫・用具置き場・墓地の隅など、蜂が安心して営巣できるエリアが多く存在します。こうした場所では、巣が大きく成長するまで発見されないことも多く、夏祭りや法要の準備で久しぶりに立ち入ったスタッフが大きな巣を発見するケースが後を絶ちません。

緑地・水場が豊富

神社・寺院の境内は手水舎の水・池・豊かな緑など、蜂が好む環境が整っています。練馬区の石神井公園・光が丘公園・城北中央公園周辺に位置する神社仏閣では、公園から飛来した蜂が境内に定着するケースも多く見られます。


【基礎知識】境内でよく見られる蜂の種類と危険度

種類 巣の特徴 攻撃性 境内での発見場所
スズメバチ 丸型・大型・グレー〜茶色 非常に高い 御神木・老木の空洞・屋根裏・倉庫
アシナガバチ お椀型・小〜中型・ペーパー状 中程度(刺激しなければ穏やか) 軒下・石灯籠の隙間・生け垣・手すり
ミツバチ 六角形巣板状・大きな群れ 低い(おとなしい) 御神木の空洞・外壁隙間・換気口
クマバチ 木材に穴を空けて営巣 低い(単独行動・おとなしい) 木製鳥居・縁側・ベンチ・彫刻部分

境内で最も警戒すべきはスズメバチです。御神木や老木の空洞に営巣したスズメバチの巣は非常に大型になりやすく、参拝者・参列者が近づいた際に集団攻撃を受けるリスクがあります。また、夏祭り・盆踊り・法要など人が多く集まるイベント時には特に注意が必要です。

なお、クマバチは木製の鳥居や社殿の彫刻部分に穴を空けて営巣するため、文化財・歴史的建造物を持つ神社仏閣では建物へのダメージという観点からも注意が必要です。


【チェックリスト】境内で蜂の巣ができやすい場所

宮司・住職・総代・施設担当者は、以下の場所を月1回以上定期点検してください。特に4月〜6月は女王蜂が巣作りを開始する時期のため、この時期の早期発見が最も重要です。

社殿・本堂・山門まわり

  • 軒下・破風板の裏・懸魚(げぎょ)周辺
  • 瓦屋根の隙間・棟部分の通気口
  • 縁の下・床下の通気口
  • 扉・格子の隙間・欄間周辺
  • 賽銭箱の裏・内部

境内の樹木・緑地

  • 御神木・老木の幹の空洞・大枝の付け根
  • 生け垣・植栽の内部
  • 竹林・笹藪の根元周辺
  • 切り株の内部・根元の土中

石造物・境内設備

  • 石灯籠の火袋(ひぶくろ)内部・台座の隙間
  • 狛犬・石碑の台座裏
  • 手水舎の屋根裏・柱の隙間
  • 鳥居の笠木・貫の接合部
  • 絵馬掛け・おみくじ結び処の屋根下

境内の付属施設

  • 社務所・庫裏の軒下・換気口
  • 倉庫・神輿蔵・用具置き場の屋根裏・内部
  • 墓地の墓石の隙間・塔婆立て周辺
  • 休憩所・東屋(あずまや)の天井裏
  • 駐車場・参道沿いのフェンス・植栽

練馬区の豊玉北・中村・向山エリアの寺院では、老朽化した倉庫・神輿蔵の屋根裏にスズメバチが大型の巣を作るケースが毎年報告されています。普段立ち入らない倉庫類は特に念入りに確認してください。


【フロー】蜂の巣発見から解決までの対応手順

STEP 1:発見・初動対応(発見当日)

① 発見者は絶対に近づかない・刺激しない

蜂の巣を発見した宮司・住職・氏子・檀家・スタッフは、巣に近づかず、触れず、騒がないことが鉄則です。特に御神木・老木の空洞に巣がある場合、内部に大きな巣が潜んでいる可能性があります。

絶対にやってはいけないこと:

  • 巣を棒・竹箒で叩く・突く
  • 水をかける・ホースで流す
  • 殺虫スプレーを近距離で噴射する
  • 素手・薄手の手袋で触れる
  • 御神木・老木の空洞をのぞき込む

② 参拝者・参列者を遠ざける・立入禁止にする

発見場所の周囲半径5〜10mをロープ・コーン・張り紙で立入禁止にします。参道・手水舎・賽銭箱など参拝者が必ず通る場所に巣がある場合は、参拝ルートの変更・一時的な閉鎖も検討してください。

特に七五三・初詣・夏祭り・法要・婚礼などのイベント開催前に発見した場合は、開催の可否も含めて速やかに判断が必要です。

③ 責任者(宮司・住職・総代長)へ即時報告

発見者は速やかに宮司・住職・総代長・施設管理担当者へ報告します。報告内容には以下を含めてください。

  • 発見場所(具体的な場所・高さ)
  • 巣の大きさ・形状・色
  • 蜂の種類(わかる範囲で)
  • 周辺に参拝者・スタッフがいたかどうか
  • 発見時刻・発見者名
  • 直近のイベント・行事の予定

STEP 2:状況判断と対応方針の決定

神社・寺院では原則として専門業者へ依頼

神社・寺院での蜂の巣駆除は、以下の理由から専門業者への依頼を強く推奨します。

  • 御神木・社殿・文化財への薬剤ダメージを最小化する必要がある
  • 巣が老木の空洞内部にある場合、駆除が困難で専門技術が必要
  • 参拝者・参列者への安全配慮が必要
  • スタッフが刺された場合の責任問題
  • 不完全な駆除による蜂の逃散・再攻撃リスク

緊急度の判断基準

状況 緊急度 対応
スズメバチの巣(大小問わず) 最優先・即日 当日中に業者へ連絡・即日対応を依頼
参道・手水舎・賽銭箱など参拝者の動線上 最優先・即日 当日中に業者へ連絡・参拝ルート変更
直近にイベント・行事がある 最優先・即日 イベント前日までに駆除完了を目指す
アシナガバチ・中型以上の巣 高・翌日以内 翌日以内に業者へ依頼
アシナガバチ・小型・人の動線から離れた場所 中・数日以内 数日以内に業者へ依頼(立入禁止継続)
種類不明の巣 高・翌日以内 種類確認のためまず業者に相談

STEP 3:専門業者への依頼

神社・寺院対応の業者を選ぶポイント

✔ 御神木・文化財・木造建築への対応実績があるか
御神木・老木の空洞内部の巣や、社殿・本堂などの文化財的建物への薬剤使用は、一般住宅とは異なる配慮が必要です。木材・塗装・彫刻へのダメージが少ない薬剤・工法を使用できる業者を選びましょう。

✔ 参拝者・参列者への影響を最小化できるか
参拝時間中の作業は参拝者に不安を与えます。早朝・閉門後など、参拝者が少ない時間帯に作業できるか確認してください。

✔ 完了報告書・作業記録を発行してくれるか
総代・氏子・檀家への報告資料として、作業内容・使用薬剤・駆除結果を記載した報告書の発行が求められる場合があります。

✔ 老木・空洞内部への対応が可能か
御神木・老木の空洞内部に巣がある場合、通常の駆除方法では対応できないことがあります。高所作業・空洞内部への対応実績がある業者を選んでください。

✔ 緊急・即日対応が可能か
イベント前日の発見など、急を要するケースに対応できるか事前に確認しておきましょう。

依頼時に伝える情報

  • 施設の種類(神社・寺院・規模)
  • 所在地(練馬区〇〇)
  • 巣の発見場所(御神木・社殿軒下・石灯籠など)・高さ・アクセス方法
  • 巣の大きさ・蜂の種類(わかる場合)
  • 御神木・文化財・重要建造物の有無
  • 参拝時間帯・直近のイベント予定
  • 作業可能な時間帯(早朝・夜間など)
  • 緊急度・希望対応日時

STEP 4:参拝者・氏子・檀家への対応

参拝者への案内

巣の発見から駆除完了までの間、参拝者には以下の方法で周知してください。

  • 立入禁止エリアへの案内板・張り紙の設置
  • 社務所・受付での口頭案内
  • 神社・寺院のウェブサイト・SNSでの告知(イベント前の発見の場合)

案内文は過度に不安をあおらず、対応中であることを明確に伝えることが重要です。

【掲示文例】
現在、境内〇〇付近に蜂の巣が発見されたため、該当エリアを立入禁止としております。専門業者に駆除を依頼中です。ご不便をおかけしますが、安全のため立入禁止エリアへの立ち入りはご遠慮ください。

イベント・行事への影響

七五三・初詣・夏祭り・法要・婚礼など直近にイベントが予定されている場合は、以下を判断してください。

  • 駆除完了がイベント前に間に合うか業者に確認
  • 間に合わない場合、参拝ルート・式場の変更が可能か検討
  • 中止・延期が必要な場合は参加者への早期連絡
  • イベント当日のスタッフへの注意事項共有

STEP 5:駆除完了後の対応

完了報告書の受領・保管

専門業者から完了報告書を必ず受け取り、施設の管理記録として保管してください。総代・氏子総代会・檀家への報告資料としても活用できます。

御神木・老木への再発防止措置

御神木・老木の空洞に営巣があった場合、以下の再発防止措置を検討してください。

  • 空洞の閉塞(樹木医・専門業者に相談の上、適切な方法で)
  • 防蜂ネットの設置(景観への影響を考慮しつつ)
  • 樹木医による老木の健康診断と適切な管理

ただし、御神木への工事・処置は宗教的・文化的な観点からの配慮が必要です。宮司・住職・宗教法人としての意思決定プロセスを経た上で対応してください。

建物・設備への再発防止措置

  • 軒下・破風板・瓦の隙間のコーキング・補修
  • 換気口・通気口へのネット設置
  • 社殿・本堂・倉庫の木材劣化箇所の補修・塗装
  • 石灯籠・手水舎の隙間のモルタル補修

定期点検のスケジュール化

蜂の活動時期(4月〜10月)は月1回以上の境内巡回点検を習慣化しましょう。特に春の大祭・夏祭り前(5月〜7月)は点検を強化し、イベント直前の発見を防いでください。


蜂に刺された場合の緊急対応

参拝者・スタッフが刺された場合の基本対応

  1. 刺された場所から速やかに屋内・安全な場所へ移動
  2. 針が残っている場合はカードなどで横にこそいで除去(ピンセットはNG)
  3. 流水で刺傷部位を洗い流す
  4. 冷やして腫れ・痛みを軽減する
  5. 症状が悪化しないか30分以上経過観察
  6. 症状が重い場合は救急対応・119番通報

アナフィラキシーが疑われる場合(要緊急対応)

以下の症状が出た場合は直ちに119番通報してください。

  • 全身のじんましん・かゆみ・発赤
  • 顔・口唇・のどの腫れ
  • 呼吸困難・喘鳴・胸の締め付け
  • 血圧低下・意識レベルの低下
  • 嘔吐・腹痛・失神

アナフィラキシーは発症から数分〜数十分で重篤化します。「様子を見る」は絶対に避けてください。

参拝者が刺された場合の施設側の対応

  • 社務所・庫裏に救急箱(冷却シート・抗ヒスタミン薬等)を常備する
  • 最寄りの救急病院の情報をスタッフ全員が把握しておく
  • 事故発生時の記録(日時・場所・症状・対応内容)を残す
  • 施設賠償責任保険の適用範囲を事前に確認しておく

練馬区の神社・寺院が注意すべきエリアと時期

特に注意すべきエリア

  • 石神井町・下石神井・石神井台:石神井公園に隣接し、境内の老木への蜂の飛来が多い。道場寺・三宝寺など歴史ある寺院が集まるエリア。
  • 大泉町・東大泉・南大泉:緑豊かな住宅地に神社仏閣が点在。庭木・生け垣が多く営巣リスクが高い。
  • 豊玉北・中村・向山:古い木造社殿・本堂が残る神社仏閣が多く、老朽化した建物への侵入被害が報告されている。
  • 練馬・北町・旭町:氷川神社など地域の鎮守が点在。参拝者が多いエリアのため早期対応が特に重要。
  • 光が丘・田柄:光が丘公園周辺から蜂が飛来しやすく、境内植栽への営巣に注意。

月別の注意レベル

時期 注意レベル 主なイベント・行事との関係
4月〜5月 ★★★(高) 春の大祭前。女王蜂の巣作り開始期。早期発見に最適。
6月〜7月 ★★★★(最高) 夏祭り・茅の輪くぐり前。巣が急成長する時期。
8月〜9月 ★★★★★(最高) お盆・法要シーズン。スズメバチの攻撃性がピーク。最も危険。
10月〜11月 ★★★(高) 七五三シーズン。参拝者が増える時期と蜂の活動が重なる。
12月〜3月 ★(低) 初詣前の点検・古い巣の撤去に適した時期。

七五三(10〜11月)・初詣(12月〜1月)のシーズン前には、必ず境内の蜂の巣点検を行いましょう。特に10〜11月はスズメバチがまだ活動している時期と七五三シーズンが重なるため、子ども連れの参拝者への安全配慮が特に重要です。


費用の目安と保険対応

駆除費用の目安

状況 費用目安
アシナガバチ・小〜中型の巣 15,000〜30,000円程度
スズメバチ・中型の巣(直径20cm程度) 30,000〜60,000円程度
スズメバチ・大型の巣(直径30cm以上) 50,000〜100,000円以上
御神木・老木の空洞内部など特殊な場所 別途見積もり必要
高所作業が必要な場合 別途高所作業費が加算

※費用は業者・状況・地域によって異なります。必ず事前に見積もりを取ってください。

宗教法人としての経費処理

宗教法人が蜂の巣駆除費用を支出する場合、施設の維持管理費として経費処理できるケースが一般的です。経費処理の方法については顧問税理士・会計士にご確認ください。

施設賠償責任保険の確認

参拝者・参列者が境内で蜂に刺された場合の施設側の安全管理義務・賠償責任について、加入している施設賠償責任保険の補償内容を事前に確認しておくことを推奨します。


まとめ:練馬区の神社・寺院は「行事カレンダーに合わせた予防点検」が鍵

神社・寺院の境内は御神木・老木・伝統的木造建築など、蜂が営巣しやすい環境が多く、参拝者・参列者が多く集まる場所だからこそ、蜂の巣トラブルへの備えが特に重要です。練馬区内の石神井・大泉・豊玉・練馬・光が丘エリアの神社仏閣でも、毎年多くの蜂の巣被害が報告されています。

春の大祭・夏祭り・お盆・七五三・初詣など、参拝者が集まる行事の前に必ず境内点検を実施し、発見時は即立入禁止・即業者依頼を徹底することで、参拝者・スタッフの安全と施設の信頼を守ることができます。

蜂の巣の発見・対応でお困りの際は、神社・寺院・文化財対応の実績がある専門業者へお早めにご相談ください。


本記事は練馬区内の神社・寺院などの宗教施設管理者向けに、蜂の巣発見時の安全対応を目的として作成しています。駆除作業は必ず安全を確保した上で行うか、専門業者にご依頼ください。

 

株式会社フリーノワ(蜂駆除スマイル)
電話:03-5904-8556

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